大志を抱く学生よ、だまされて大きくなれよ~

 7月1日(金)、たかみが季節限定の非常勤講師をやっている大学での久しぶりの授業がありましたので行ってきました。社会教育の授業ですが、担当の先生がいつも自由にやらせてくださっているので、今回もたかみの体験から学生さんにメッセージを伝えます。

 

 学生時代から早く社会教育の現場に行きたかったこと、役所では様々な市民さんに支えてもらったこと、仕事が官から民へ流れていること、尊敬する先輩に裏切られたこと、作った会社を仲間に乗っ取られたこと、組織づくりに課題を見出したこと、企業体の育成が重要だということ、仕事づくり・就労支援の仕組みづくり・・・などなど、色々なエピソードを時系列に説明しながら、社会教育で必要な視点を伝えていきました。

 

 結論から言うと、一番言いたかったことは、「逆境」を生かすことでしょうか。私の場合は仲間や先輩の裏切りがなければ、中小企業診断士になることはなかったと思います。文部科学省で定めている「社会教育主事」は、専門職としての位置づけが曖昧で、社会教育施設が行政から民間へと移管しつつある中では、より確固たる資格が重要だと思います。社会教育主事が弱体化する中、中小企業診断士というのは一つの例に過ぎませんが、社会教育の概念を狭くとらえずに、地域を元気にする専門領域を広げてほしいと強く思います。

 

★記事内容が重くなってしまったので写真は某校の学食名物「唐揚丼」。玉子丼に唐揚げ乗せただけやん。ビタミン足りひんわ(笑)