先日、学生さんのやっているカフェの経営診断をやりました。
最近はこういう取り組みが多いですね~。かくいう高見も、大学院で研究していたテーマは、高校生による「チャレンジショップ」でした。高校生が商店街の空き店舗などを使って商売体験をするっていうものです。カンタンには儲かりませんが、なかなか勉強になるみたいですね。
今回の案件は、平たく言うと新規出店の案件なのですが、アドバイスの流れは飲食店開業までの一連の流れです。つまり、「コンセプト決め」→「出店計画」→「財務計画」→「開店までのオペレーション」・・・てな感じです。もっとご専門の方からしたら「ずいぶんとザックリやなぁ」と言われてしまうかもしれませんが、学生さんはこれだけをざっくりやるだけでも大変なんです。
コンセプトが決まっていないと、どんな店にするかは決まらないし、どんな店にするか決まらないと財務計画も立てられない。そして財務面で計画がキッチリ立たないと開店までには至れない・・・なんていう至極当たり前のことなんですが、これが一番勉強になります。
首尾一貫性・論理的思考・説得力・財務力・段取り力・準備力・リーダーシップ・・・などなど、一連の流れをかんがみるに、「企画」って若者にとって一番の勉強になるなぁと改めて思いました。2年前から講師をやっている高校の授業でも取り入れていきたいと思います。
コメントをお書きください