試験当日

 GWからはじめて3ヶ月。延べ勉強時間370時間の戦いも、いよいよ終わりの日を迎えました。どれだけ勉強していても本番はたったの「2時間」です。これも感慨深いですね~。

 

 本試験スタート。さすが本試験には魔物が潜んでいます。アルコール分40度のしょうちゅうに着色料(黄色4号)のみ単独で入れてきたり、清酒らしき飲料に麦芽糖を入れてきたり、どんぐりを使った酒が登場したりと(お前はトトロか!)、見たこともない製法で酒を造ってきます(マニアックな話でスミマセン・・・)。現時点で自分の頭にある酒の知識をフル稼働させて、それがしょうちゅうなのか、清酒なのか、はたまた別の酒なのか、瞬時に判断します。ここで判定をミスれば合格可能性が遠のきますので、「原料用アルコール」のような冷や汗が出てきます・・・。

 

 試験終了。後ろの女子は「果実酒を蒸留した酒はブランデーなのに間違えた~」と悔やんでいます。悲喜こもごもです。結果は分かりませんが、私は楽しい酒税法の勉強が終わった寂しさを感じていました。

 

会場を出ると受験校のスタッフたちから解答速報が配られますが、酒税法の分はなく同時開催の消費税法のみ。だって、大阪会場のうち1,000人くらいが消費税法で、酒税法は50人くらいしかいませんでしたし。代わりに(?)セクシーな人材派遣会社のお姉さんがチラシを配っていました。試験終了後、頭のモヤモヤが晴れない私は、お姉さんを茶化しつつ会場を後にします。だってかなり怪しいでしょ、あの格好は。

 

ようやくいつもどおりの自分です(笑)