今日もiphone5ネタ。カゴメの野菜ジュース「野菜一日これ一本」のアプリをダウンロードしました。AKB48扮する「バランス戦隊ベジレンジャー」のアプリです。メンバーがみんなで野菜をモチーフにした戦隊モノのコスチュームを着ています(これはCMで見たことがある人もいると思います)。
下のロボットは指原莉乃(さしこ)が扮する「ベジレンジャーロボ」(30日間食べた食事を記録するとGETできます)。先日新宿駅前にもいましたね(写真を掲載したヤツですね)。スキャンダルでHKT48(博多)へと左遷(?)されてしまったさしこ。彼女も注目株のメンバーです。なぜならば、AKB48内での「組織内イノベーション」を起こした子の一人だからです。
私は関西にある国立大学の授業で、さしこを題材にしての経営環境分析を学生とやったりしています。企業の内部にある強み・弱み、外部にある機会・脅威、という形で切り分けて分析していくフレームワーク「SWOT分析」を指原でやってみました。
指原は本人も言っていますが「ヘタレキャラ」なので容姿や歌には自信がないようです(これは「弱み」ですね)。しかし、多くの人に愛される「ヘタレキャラ」を「強み」としてAKB48メンバーの中でのし上がっていきます。もともとは選抜メンバーにも入っていなかったのに、先日の総選挙で4位を獲得(なんと麻里子抜き!)をしてしまうという快挙を達成してしまいました。すさまじいです!
さしこは「容姿に自信がないヘタレ」という、アイドルとしては新しい形のイメージ戦略により、本人の「強みの輪郭」をハッキリさせています(こういうことを言う子って女子からは人気ないんですけどね)。ゆえに、グループ内の「ポジショニング」も他のメンバーと一切かぶらない(経営学でいうところの「カニバリゼーション」を起こさない)という点からも、経営戦略としては秀逸のものがあります。SWOT分析に対し、こういった戦略分析をポジショニングアプローチといい、彼女はニッチな市場をねらった「新製品」といえます。
まさに麻里子サマの「つぶしに来て」という期待に応えた一人と言えるでしょう。AKB48が生き残るためにも、さしこのような下克上を起こせるメンバーの存在は本当に心強く思います(ガンバレさしこ~!)
AKB(秋葉原)、SKE(名古屋)、NMB(大阪)と比べて、まだまだ知名度の低いHKT48。さしこの博多入りで、どんな展開を東に見せつけてくれるか、いまから楽しみです。上位メンバーを凌駕するイノベーションを起こし、イノベーションジレンマからの脱却を起こしてほしいものです。ハイ、今日もAKBネタでした(笑)
近々、さしこと同じく「下克上」を名古屋から起こしつつある注目株「SKE48 松井珠理奈」の経営分析もやってみたいと思います(ていうか、私が書きたいので絶対書きます)。
コメントをお書きください