紫色の京都タワー

 事務所玄関から見える景色です。たまに色がついてて面白いです。
京都タワーはその白い色から「ロウソク」を模したものと誤解されがちですが、その設計コンセプトは、京都市内の町家の瓦葺きを「波」に見立て、海のない京都の街を照らす「灯台」をイメージしたものだそうです。
 でも、「灯台」って昔の日本で使っていた「燭台」の意味もありますから、あながち間違いではないような気もします(「灯台もと暗し」の灯台です)。清少納言が「春はあけぼの・・・あけぼのはまだかいな・・・」とか言いながら、明け方前に灯台を持ち歩いて屋敷をウロウロしているシーンとか想像すると、なんか微笑ましいですよね(そのままブルブル震えながらトイレに行ったりして)。

 

 乾燥の季節になってきましたね。みなさま火の始末にはご注意ください・・・。